ナベです。
楽天で新しく始めた新サービス「iGrow」を実際に使用してみた。
楽天で資産形成をしている人にとってかなり素敵アプリ。今後長いお付き合いになるだろう。
【この記事の結論】
・自分の資産が見やすくまとまっている。シンプルで広告もないので楽天ユーザーは使って損なし。
・楽天の投資アプリにはiSPEEDがあるけどアクティブユーザー向け。iGrowはライトユーザー。
・シンプルだけど不要な機能もあると感じる一方で、追加してほしい機能もある。今後のアップデートに期待。
シンプルな操作性が最高
iGrowってなんですか？
楽天が2024年12月25日にリリースした資産づくり専用アプリ。IOS・Androidどちらにも対応している。
楽天証券の投資額や楽天銀行の預金残高を簡単に把握できる。円グラフで表示されるので簡単投資と現金比率が簡単にわかる。iDeCoも表示できるのがグッド。
NISAを含む投資信託の売買もできるので、多くの楽天ユーザーはこのアプリだけで資産づくりが完結するオールインワンアプリ。
資産が一撃でわかる
アプリのメインページがこれ。自分の資産合計とポートフォリオが一撃でわかる。
iDeCoと楽天銀行預金は簡単に非表示にすることができるので、純粋な投資額だけを把握してもいい。
無駄が削ぎ落とされていて見やすい。
資産推移がわかる
資産の推移が月次・年次でわかる。色分けもシンプルで見やすい。
自分の資産は着実に増えているかチェックしよう。
かゆいところに手が届くカレンダー
これ。こういうのが欲しかった。緑の丸が優秀で投資信託の積立予定日と受取日がすぐにわかる。
NISAで積み立てをしていてもいつ買ってるのか、いつ受け取れるのかわからない。忘れる。
ちなみに黒丸は経済カレンダー、白丸は投資セミナー情報だからまあ見なくてもいいかな。
iSPEEDより好き
iGrowはライトユーザー向け
ネットの声ではiSPEEDは使いづらいという意見がチラホラ。
アプリを開いた直後に出てくる画面が「日経225マイページ」なのだから、私のようなライトユーザーには響かない。難しい言葉も多い。機能多すぎ。
その点、iGrowは開いてすぐ自分のポートフォリオ。求めていたのはこれ。
iSPEEDはガチ勢向け
リアルタイム取引や個別株の売買をしたい人はiSPEEDが向いている。
FX、先物・プションの取引もできる。アクティブユーザー向け。
逆にiGrowにそこまで求めてないので追加しないでほしい。
個人的な改善点
個別株の売買に非対応
高配当株にも興味があるので、個別株の売買もしたい。追加予定とのことなので気長に待つことにしよう。
まあ、導入されてもPCでやるかもしれないから、本当にあればいいかな程度。
FEEDいらない
メイン機能は投資のニュース、キャンペーンだけど、私のような投資ライトユーザーは正直見ない。なくても困らない。
トロフィーいらない
NISAやiDeCoを開設したり、投資信託の売買を達成するとトロフィーがもらえる。
正直いらない。集めることができたら楽天ポイントが付与されるとしてもいらない。
でもiGrowは広告もないし、これぐらいのマーケティングは許してもいいと思ったりもする。
家計簿機能がほしい
投資額や預金残高がリアルタイムで更新されるので楽天家計簿より優秀。楽天家計簿は１周間ごとの更新で実用性が低い。
プレミアムプランも準備中とのことだが、一年待ってもリリースされないし、なにより広告多すぎてごちゃごちゃしすぎ。
現時点ではマネーフォワードの足元にも及ばないので、この際、iGrowに追加してくれたら大歓喜。有料プランでもいいので広告なしのどシンプルアプリ路線を貫いてほしい。
PC版も出してほしい
やっぱり投資信託にしても個別株にしても売買はパソコンでやりたい。画面が大きいほうが見やすいし、入力や操作性はパソコン優位。すぐ導入する。
結論
とにかくシンプルで広告もないので自分の資産を確認しやすい。カレンダー機能も優秀で、いつNISAが約定するか、商品を受け取れるのかがわかる。銀行預金やiDeCoも表示できるので楽天経済圏が益々好きになりそう。
楽天の投資アプリには今までiSPEEDがあったけどリアルタイムで取引したり、日常的に株やFXをするなどのアクティブユーザー向け。正直昨日が多すぎるので私のようなライトユーザーはiGrowが最適解。
FEEDとトロフィーは不要と感じる。一方で個別株の売買ができるとより良い。できればPC版を出してほしい。また、楽天経済圏にどっぷり浸かっている私にとって家計簿機能も追加してくれたら最高。
今後のアップデートに期待しつつ、使い続けようと思う。
